ワーホリ経験談「辛かった話」をシェアします。
ワーホリ&留学の地として人気のオーストラリア!広大な土地、豊富な自然、愛らしい動物たち、いい感じにゆるいオーストラリア人。そのあまりの住みやすさにワーキングホリデー後もどうにかして残ろうとする人や永住権取得を目指す人があとを絶ちません。そんな大人気のオーストラリアなのですが、もちろん不便な点もたくさんあります。いや、もうたくさんあります!!
オーストラリアの留学エージェントの皆様もなかなか口に出さない様な内容をここで紹介します!
【困ったその1】オーストラリアの物価は結構高いよ
もうオーストラリアに来て1年近くをシドニーで過ごしてますが、物価の高さはいまだにショックを隠せません。(別にシドニーが高いというわけではありません。オーストラリアの物価が高いです)もちろん平均収入も高いですが、買う時に気が引ける時も多々あります。
(1)ジュース&スナック
500ml程度のペットボトルの水が自販機で一本2.5ドル(約200円)コーラとかソフトドリンクもなかなかな値段します。
お金を貯めたくて、ワーホリでオーストラリアで働いている人には結構死活問題。zt私もワーホリから学生ビザにシフトしようと思っているので、頑張って始めの1年分くらいの学費をワーホリ期間中に貯めたいと思っていますので生活費はなかなかキツイです。
手のひら大サイズのポテチは2.2ドル。
コンビニでも中指4本分ほどの大きさのキットカットが2,5ドル、ハム&卵入りのシンプルなサンドイッチでも5ドルくらいします。こんな物価が高いところでどうやって生きていくのか、、、オーストラリアに到着早々、生命の危機を感じる瞬間です。
外食は高くつく!
カフェで飲み物と軽食を頼めば15ドルは近くなります。ケーキ8ドル+レモンティー6ドル
アジア系の比較的リーズナブルなところでも最低12ドル。イタリアン等のヨーロッパ系のお店では一皿20ドル以上。パスタ一皿20ドル以上(泣)仲間で楽しく飲み食いすると、比較的安いお店を選んでも40ドルはします。
九州の片田舎出身の私としては、美味しい定食をお腹いっぱい700円で食べるのが贅沢だった頃が夢のようです。あ、やばいちょっと帰りたくなってきた。(冗談冗談w)
(2)オーストラリアの家賃
オーストラリアでは家賃は週にいくら、で取引します。日本のように毎月いくら、という形式ではありません。留学やワーキングホリデーで来られる方は都市部のシティのシェアハウスで週150ドル程度の場所に住まれることが多いです!
この週150ドルが日本の家賃でどれくらいなのかというと、ひと月4週間ちょっとあるとして1か月約600ドル。日本の月額式に換算するとおよそ6万円程度、ということになります。
一部屋4人のルームシェアで月5万円、これすごくよくあるパターンです。
ちなみに市内で1人部屋(オウンルーム)を探すと週300ドルほどはするので、月約1200ドル、、、、最低月10万円くらいします。フラットシェア(自分の部屋があるけど、違う部屋に他の人が住んでる)でもこれだけするんです。
(3)化粧品とか美容アイテム
ワーキングホリデー中も女性に必須の化粧品!ドラッグストア等で比較的リーズナブルに手に入れることもできるんですが、肌の性質の違いもあってそういったものは荒れやすいです。
私がこっちで初めて使った現地のクレンジングは10ドルほどでしたがびっくりするくらいニキビができました。。そこで少しでも慣れ親しんだ日本製の化粧品を探したのですが、値段は日本の3倍くらいします。日本であれば300円程度で買える大量生産のオイルクレンジング、こっちで18ドルしましたが、とにかく日本製のものが欲しかったので泣く泣く購入。。
このことがあってからは、日本に一時帰国の際は毎回化粧品を爆買いしてます。
もう、中国人もビビるくらい爆買ってます。
オーガニック製品が豊富なオーストラリアですが、化粧品は肌に合うものを探すのも大変なので、日本でもともと使っているものを持ってくるのがおすすめです。これ、切実におすすめです(笑)。
【困ったその2】ダイナミックすぎる気候
日本から約6800キロ、南半球に位置するオーストラリア。季節が正反対というだけでなく、気候も驚くほどダイナミックなんです!!肌がじりじり、、紫外線の脅威!
オゾンホールの影響もあり、オーストラリアは紫外線が非常に強いです!
特に真夏はビーチでBBQなどのイベントがもりだくさんで紫外線をガンガン浴びることになるのですが、もはや暑いを通り越して痛い。“じりじり”という音が自分の肌からほんとに聞こえてきそうです(笑)
皮膚がんの問題も深刻なため、子供が外で遊ぶ際にも防止やサングラスを付けさせ、日焼け止めもこまめに塗ります。サングラスはおしゃれの道具ではなく、身を守る装備、命を守る防具なのです。公園の遊具は日よけ付
1日の中に四季がある!?
オーストラリアでは、気温も気候も急激に変わります。朝は10度以下で非常に寒かったのに、昼過ぎには太陽がガンガンっ照って真夏並みに暑くなることもよくあります。逆に朝は蒸っし蒸しに暑かったのに昼過ぎに豪雨が降って極寒になり、また30分後で雨も上がりいい天気、、ということも珍しくありません。あまりに激しく天気が変わるため、“オーストラリアには一日に四季がある”と言われるほどです。(特にメルボルン)
「今日はあったかいから薄着で大丈夫そう~♪」なーんて油断が命取り。いかなるときも気温調節できる服が欠かせません。
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【困ったその3】仕事探しは最大の難関です
避けて通れない“トライアル期間”
せっかくワーキングホリデーにきたからにはいいお仕事につかないとですよね!基本的にはネットや店頭の求人、知人からの紹介等で仕事を探していくのですが、カフェやレストラン・販売店などほとんどのお仕事では“トライアル”が存在します。
トライアルとは?
正式に働く前に1日や2日だけ働いてみて様子を見るお試し期間のことです。このトライアル、お店側がその人を雇うかどうか、ちゃんと働ける人かどうかをチェックするのがメインの目的なので、“この子は厳しいな”と思われた場合はその場所で働かせてもらえません。期間中は給料が出ることもあれば出ないこともあります。いきなり入ったところでどれだけ働けるか見られる、、かなり緊張しますね(^_^;)
【困ったその4】何から何まで自分でやらないといけない家での問題
日本のきれいでスペックの高い家に住み慣れてると、どうしてもオーストラリアの物件は清潔感が足りない・不便に感じてしまいます。なので、やっとよさそうな物件を見つけて下見に行ってみたものの、お風呂場が汚かった・部屋が狭すぎた・予想以上にたくさんの人が住んでた等の理由でその物件をあきらめ、またイチから探し直し、、ということも頻繁にあるんです!
“日本クオリティ”を求めてしまうと納得のいくものはなかなか見つからないので、値段や立地・その他条件のどこかで妥協が必要になります(T T)。
シェアハウスの実態
ワーキングホリデーに来たならきっと誰もが経験するであろうシェアハウス。多国籍のルームメイトと仲良くなって異文化交流して英語も上達して、、、と夢が膨らみますよね^^ただ中には「聞いてた条件と違う!」といった風に入居後に不備がわかることも少なくなくありません。下記、実際にあった例です。
- 住んでみて気付いたが洗面所が非常に汚かった
- ルームメイトが皿を洗わないで放置しており、夏に虫がたかっていた
- コンロが壊れて料理ができないが、オーナーがなかなか修理の人を呼んでくれない
- カギをシェアしなければならず、遅く帰ったときにルームメイトを起こさないと部屋に入れない
- リビングルームに住んでる人がいる
- シャワーのお湯の勢いが極端に強い、もしくは弱い
条件をよくよく確認し、信頼できるオーナーの物件を選びましょう!下見の際にはシャワーのお湯がちゃんと出るかまで確認しましょうね(笑)
値段で選んだ失敗談
ルームシェア体験後、どうしても自分の部屋が欲しくなった私は郊外の安い家に引っ越しましたが、とにかく値段で選んだため住んでみてから不備が多発。。以下は実際に私の家で起こったこと(もう事件)です。
①シャワーのヘッドがとれる
→気が付いたらいつの間にかとれていました。オーナーに言ったら直してもらえるとは思いますが、いつも言い忘れてしまい今もまだそのままに(泣)
②お湯をためるタンクが壊れ、水もれ
→帰宅したらキッチンが水浸しに。。下の階に住んでた中国人がすごい勢いで「漏れてるんだけど!どうにかして止めて!」と押し込んできたのでタンクからお湯を抜いて応急措置するも、その後修理してもらうまで一週間お湯が使えず。冬だったので水シャワーは寒すぎて耳がしもやけに・・・(カチン)
③洗濯機が壊れる
→すすぎ以降ができず、直るまで素手ですすぎを行い、自力で絞って干す。洗濯機登場以前の主婦の皆さんの苦労を思い知りました。
④コンロが壊れる
→修理してもらうも、温まるのが非常に遅い。結局隣の部屋の子がガスコンロを持参しみんなで共有。
⑤台所で・・・
ある日朝ごはんをつくろうとキッチンへ向かったところ、「ん~・・?なんか米粒いっぱい落ちてない?」
いや、ちょっと待て、、、米粒動いて、、、
う゛う゛う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!▼%@□×¥*○$■=!!!!」
インド人のフラットメートが放置してた生ごみが原因でウジ虫が大量に湧いていました。。嗚咽しながら掃除しました。物価が高いオーストラリアでできるだけ出費を抑えたいのはやまやまですが、せめて人間生活を差支えなく送れる場所は探さないとですね。こういうことになって苦労するのであればオーストラリアのエージェントとか使ってもいいですね。
【困ったその5】公共交通機関
海外に来て痛感するのは日本のバスほど親切な交通機関はない、ということです。オーストラリアのバスも、日本のバスしか使ったことのない人には最初の難関と言えるでしょう。まずバス停で待っててもこちらが乗りたいアピールをしないと止まってくれません。タクシーを止めるみたいに手を挙げて止めます。うっかりこれを忘れてバスにスルーされたことが幾度となくありました。
次はどこに止まる、というアナウンスもないので自分で降りたいバス停の直前まできたときに降りるボタンを押さないといけません。初めて行く場所でバスを使う際は、自分で今どの辺を走っているのか地図等で確認する必要があります。
とりあえず着くだろう~♪と思って乗ったら全く知らないところへ連れて行かれたことも(泣)
あてにならない時刻表
「今から電車使うと目的地に着くのに何時ごろになるかな~?」「終電何時だったっけ?」とネットで時刻表を確認することが普段からよくあると思います。この時刻表がこっちでは信頼できないんです!アプリで時刻表を確認するのがポピュラーなんですが、アプリでは20分毎に電車がきてるのに、駅に行ってみるとシグナル(?)等の設備に不備があるとかなんとかで1時間待っても来ない。。また違う日には、終電が出る5分前にプラットフォームについたのに、掲示板にはすでに“Departed(発車済み)”の文字が!orz
オージーに愚痴ってみたら
オーストラリア人にこのことをグチったときは
「時刻表なんてあてにならないよ、当たり前でしょ┐( ̄○ ̄)┌?」と一蹴されてしまいました。。
さらには郊外の路線は工事や点検のために週末に運行ストップすることが多いんです。
特に私の住んでる地域の路線は土日によく電車がストップします。シドニシティーから途中の駅まで電車が走らないからその間バスに乗り換えたり、そもそも電車が全く使えずバスの荒い運転に長時間揺られてシティへ向かう、、、ということもしょっちゅうです。
最後に
みなさんいかがでしたか?ワーキングホリデーや留学に大人気のオーストラリアですが、やはり長所もあれば短所もたくさんあるんです。。(本記事は困った部分だけ集めましたので)ただ、始めからこのような状態があり得ることを想定していれば最悪の事態は防げるし、このような経験を通して人は成長します。
はい、すごく成長します。
この状況を切り抜ければ強くなれる、、
そんなニーチェ的な発想すら身につくかもしれません。
千葉県民
僕も,日本の現状には危機感を抱いています。
僕はアメリカに行って
何らかのアクションをして
日本に貢献したいと思っています。
お互い頑張りましょう。
千葉県民
「国乱れて忠臣興る。家破れて英児現はる。」
震災や中韓の反日活動で
愛国者に目覚めましたwwww