前回の記事で簡単に触れましたが、僕は2012年の10月上旬から2013年の1月末までオーストラリア、クイーンズランド州のバンダバーグでファームジョブを行っていました。(目的はセカンドワーキングホリデービザを取得するためです。)

早速ですが、オーストラリアのファームって本当に稼げるの?

これはきっとオーストラリアでファーム仕事をするに当たって誰もが気になること。

結論、3ヶ月で約8,800AUD稼げた

正確にはこの収入から、

家賃180AUD(一週間)* 16週間 = 2,880AUD

なので、約6,000AUD稼げたということになります。
(セカンドワーキングホリデービザを取得するのに必要な約4ヶ月間のうち、最後の1ヶ月はほとんど仕事がなく、毎日遊んでいました)

車を買って、1ヶ月間遊び呆けた

ちなみに家賃は事前に全額支払っていたので、手元に残った約8,800AUD(食費などは事前によういしていましたし、野菜は無料で食べ放題)で何ができたかというと、ファーム中に車(2,850AUD)を買ってファーム終了後に約1ヶ月間車でラウンド(オーストラリアを旅行、オーストラリア大陸を縦断しました!)してシドニーに到着後もある程度のお金が残るくらいのイメージです。(無一文でオーストラリアに来たわけではないので、そのあたりの余力もありましたが。)

もちろん、どのラインを稼げたと設定するのかによって、約8,800AUDは稼げた部類には入らない可能性もありますし、実際に普通に日本で仕事したほうが利率は高いと思います。

ちなみにガチで稼ぎたい!と考えられている方は、ダーウイン辺りのバナナファームバンダバーグのいちごファームの工場担当が冗談抜きに稼げるみたいです。ぼくの友人はバンダバーグのいちごファームの工場担当であり得ない額を稼いだと言っていました。

別に稼げるなんて思ってもいなかった

初っ端から何を言っているんだですが、はっきり言って僕はファームで稼げるなんて思ってい無かったですし、なんならお金を払ってビザを伸ばせるなら伸ばしたいくらいに思っていました。
(ギリホリでオーストラリアに来たというのもあります。)

もとより、僕が利用したピッキーズというファーム斡旋会社件バックパッカーの評判は良いわけではなく(稼げる稼げない的な意味合いで)、取り敢えず一円も儲からなくてもビザさえ取得できれば良し!といった具合に割り切ってオーストラリアにやってきました。

ちなみにピッキーズは仕事が無かった日はウエイティングといって、仕事がなかったその日もセカンドワーキングホリデービザを取得するの必要な日数のカウントをくれるということが僕の中では大きなポイントでした。
(オーストラリアは指定された場所で指定された仕事を88日間こなすと2年目のワーキングホリデービザを申請することが出来るのです)

残念ながら2016年現在ピッキーズは存在していません。
(ファーム生活の最期に大洪水が有って避難生活したんですよ〜!)

とまあ、そもそも稼げるつもりでオーストラリアのファームにやってきたわけではないので、稼げた!と思うハードルが低かったとは思いますが、僕的には大変満足な収支結果でした。

ただ稼げた要因として以下のポイントもあります

  1. 田舎すぎてそもそもお金を使うことが全くない
  2. 野菜食べ放題
  3. 運良く良い仕事にありつけた
  4. 腰が壊れると聞いていたので、事前に身体を鍛えまくっていた

この3と4に関してはある程度の戦略をたててファームにおりたった経緯があります。

書いていて思ったけど、なんで日本に居た時はあんなに貯金ができなかったのだろう…

以下、ファームで稼ぐために僕がたてた戦略をご説明させていただければと思います。

稼げなくてもよいと思っていたのは事実なのですが勿論、稼げるものなら稼ぎたいじゃないですか。

なので、日本居いるうちにある程度の情報収集と戦略というと言い過ぎですが、「こう動いたらきっと良い仕事に巡り会えるだろう!」という算段は付けてオーストラリアに向かいました。

稼げなかった!という情報と楽しかった!という情報

僕が利用したピッキーズでは最初のうちは全員「ズッキーニ」or「でかいトマト」を狩らされるということは事前にネットの情報で収集していました。

また、この「ズッキーニ」の収穫が非常にしんどく、全くを持って稼げない!とのこと。

「ズッキーニ」と「でかいトマト」は共に歩合制で、収穫したいずれかをバケツにいれて満パンになったらいくら。と言った感じでした。

ちなみに

  • ズッキーニ 1バケツ 3AUD
  • でかいトマト 1バケツ 2AUD

ちなみにズッキーニを1バケツ満パンにするのには30分くらいかかった気がします。
(ズッキーニ収穫は2回しかしたことがないので、上手いことやればもっと収穫できそうな感じはありましたが)

ズッキーニの収穫はだいたい朝5時くらいから12時くらいまで

なので一日の稼ぎは概ね40AUD位というこわけです。
そして地面すれすれに生息しているズッキーニ。これを狩るのって本当にしんどいんですよ…(炎天下のなかひたすら中腰で狩り続けるのです)

そんな重労働の対価が40AUDってね。
普通にコンビニでレジ打ちしたほうが儲かるわけです。

ただ、この儲からないで有名なピッキーズに対して良い評判を残している人も居たり。

ここで簡単な仮説

これはどんな仕事にも言えると思うのですが、会社としては少しでもパフォーマンスが高い人間に仕事を回したいと考えるの当然の話し。

そしてピッキーズはあくまでもファームと提携して、仕事を斡旋している派遣会。

ここがポイントでこれが「ズッキーニ」しか持っていないファームなら諦めて、有無を言わず苦行に耐えるor新境地を目指すしかないと思います。
ただ、ピッキーズ=派遣会社ということはきっと色々な仕事を持っていることが予測できましたし、インターネット上で得た情報によるとズッキーニとでかいトマトの他にも

  • 芋の収穫
  • レタスの収穫
  • ハーブの収穫
  • トマトの梱包
  • いちごの梱包

などなど、わりと色々な仕事についた人がいました。
そして共通して他の仕事についた人のブログなどには楽しかった!的なものが多かったのです。

さらに派遣会社ということは、ピッキーズ利用者の稼ぎの数%はピッキーズに入っていることが予測され、ピッキーズ側はより良い動きをする人材をより効率よく稼げる仕事に就かせるだろうと考えました。

最初に結果を出す

ピッキーズでは最初誰しもが経験するだろう、儲からなくて辛い「ズッキーニ」の収穫
ここである一定以上の働きを見せると良い仕事に巡り合うのではと仮説を建てたわけです。
(書いていて仮説とかオーバーだと感じてきました笑)

ドライバーになって貴重な人材度アップ

さらにさらに!ピッキーズは利用者をファームまで乗せていく車を所持していて、そのドライバーはピッキーズの利用者の中から選ばれるらしいという情報をネットで発見。(しかもドライバー費用がもらえる。が、違反すると自己負担。)

ということは国際免許証を持っていると必然的にドライバーに指名される率も高く、さらにドライバーになるということは様々な畑に行けるチャンスが広がるのでないのか…

よって僕は、

是が非でも最初のうちに良い成績を残し、国際免許証を持っていることをアピールする!

をファームに対する目標とし、準備をしたというわけです。

あとは結果を出すために身体を鍛えまくりました笑
オーストラリアに旅立つ5ヶ月くらい前の話です。デスクワーカーだったので体力に全く自身が無かったので。
ちなみに身体を鍛えるのも楽しく鍛えたかったので、インドアクライミングを選択しました。

余談ですが、一気に付けた筋肉は一気にしぼんでいきました。

仮説は見事に的中!

オーストラリア入国後、2日間ゴールドコーストでバカンスを楽しみ、早速クイーンズランドはバンダバーグにあるピッキーズへ移動。

まずはズッキーニで結果をだす

上手に収穫する為に

初めての畑仕事に戸惑いつつも、闇雲に収穫するのではなく、最初の1時間程度は「上手に収穫している人」を見つけてひたすら真似をしてみる。という行動にでました。

このズッキーニ畑ですが、収穫者はピッキーズの利用者だけではなく、ズッキーニ畑と直接契約している人も沢山おり、プロ並みな人も沢山いました。
そちらのプロ並みな人の動きをひたすら模倣したわけです。

結果的に新人にしてはなかなかの収穫量を叩き出せたと思います。

日の出より早く活動し始めるの悪くない

6日目にドライバー兼チェリートマト(ミニトマト)の仕事が回ってくる

ズッキーニ畑で2日働き、その後3日間芋の収穫(時給21AUDで8時間位。これも結構儲かる)を行いました。
そんな5日目の夕方。

新たしいファームと契約が取れたからして行ってくれないか

これは美味しい話かも!

そして僕はファーム生活の大半をこのチェリートマト(ミニトマト)の畑で過ごしました。

ここのファームにはピッキーズから4名送り込まれ、なんと固定で続けることが出来たのも大きかったです。

ちなみにこのファームは「D&S」という名前の会社だったと思います

20名位のチームで、2つの畑を毎日交互に移動してチェリートマト(ミニトマト)するといった仕事内容。

メンバーは大体は東南アジアからの出稼ぎ労働者で、かなーり陽気。

オンシーズンにオーストラリアに来てチェリートマト(ミニトマト)を収穫し、オフシーズンを自国で過ごす。とのことでした。

*このファームですが、普通に応募しても採用してくれるとのこと。「ビジネスビザを出すから来年も来てくれ!と嘘かホントか何度もオファーをもらいました笑」

一日平均110AUD

収入的にはそんなに跳ね上がったわけではないのですが、

  • バケツに座りながら収穫できる
  • 拘束時間がそんなに長くない
  • 好きな音楽を聴きながら収穫できる
  • ものすごくフレンドリーな畑
  • 完全歩合制
  • チェリートマト(ミニトマト)をバケツ1杯満パンにして5AUD(スーパーアニュエーション付き)
  • 大体1時間で3バケツ位とれる(フィリピン人は6バケツくらい取っていました)
  • 調子が良い日は7時間で200AUDくらいになったりとかもあったり。
  • やすみが殆ど無い笑
  • 朝5時〜13時くらいまで(昼からギターを弾いたり飲んだり海に行ったり)

と言った内容で割りと苦痛なく、約8,800AUDを手にしたというわけです。

今現在ピッキーズは無いのですが、ピッキーズと同じように多数のファームと契約をして人材派遣をおこなている会社やバックパッカーは沢山有ると思います。

ポイントはずっと同じ物しか収穫出来ないファーム専属の労働者になるより、良い仕事に就くチャンスがある、上記の形態で働くほうが効率が良いのではといった体験談でした!

楽しかったバンダバーグでの生活

ファーム自体、とても恵まれた畑で働かせてもらってとても楽しかったですし、それ以外にもバンダバーグでの生活はオーストラリア生活の中で一番楽しかった思い出です!

そんなバンダバーグでの生活や、オーストラリアを車で駆け回ったことなんかも記事にしていきたいと思います!

追記

ただ、この記事を書くにあたってバンダバーグと検索をしたら、4年前よりさらに酷い!といった情報が目立つので、バンダバーグに行かれる際は用心に用心を重ねて計画的に行かれることをおすすめします。

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