オーストラリアに「留学」に行く方へ
オーストラリアに「留学」に行く為には厳密には3種類の方法があり、留学の目的によってビザの種類と留学先は変わります。
- ワーキンググホリデー・ビザで語学留学
- 学生ビザで中長期の語学留学
- 学生ビザで中長期の正規留学
年間1万人以上の日本人が上,1のワーホリ・ビザで語学留学に当てはまります。2.3の正式な数は公表されておりませんが、3,000人〜4,500人/年くらいは学生ビザでの渡航者がいるのではないでしょうか?
1.[留学の種類]正規留学か語学留学どちらで渡航するか?を決定する
オーストラリアへの留学は正規留学(高校、専門学校、大学への進学)と語学留学(語学習得の為に語学学校に通う)という2パターンに分かれます。
ビザ種類 | 説明 | |
---|---|---|
正規留学 | 学生ビザ | 高校・大学・専門学校への留学 |
語学留学 | 学生ビザ | 4ヶ月以上の語学学校への留学 |
ワーホリ・ビザ | 4ヶ月までの語学学校への留学 |
正規留学について
正規留学は、オーストラリアで高校や大学、専門学校へ通われる方が対象になります。ですので、留学期間としては1年以上でお考えの方は上図の正規留学に分類されます。正規留学でオーストラリアへ渡航される場合に必要なビザは学生ビザになります。
語学留学について
語学留学は、語学を習得するための語学学校に通われる方が対象になります。正規留学でオーストラリアへ渡航される場合に必要なビザは学生ビザとワーホリビザになります。
ワーホリ・ビザで渡航する方は滞在する1年の間に最長4ヶ月までしか学校での就学を許可されていないので、ワーホリ・ビザで4ヶ月以上の就学、もしくは専門学校や大学などへの進学は勿論できません。4ヶ月以上に渡って語学学校への就学を希望される方は、学生ビザの取得が必要になります。
2. 学生ビザ・ワーホリビザのどちらで渡航するかを決定する
学生ビザの申請条件や費用
オーストラリアに正規留学・語学留学で渡航される方は、下記条件を満たして学生ビザを取得する必要があります。
項目 | 条件 |
---|---|
年齢 | 学生ビザ申請時には6歳以上である必要があります |
十分な資金がある | 残高証明を提出しなければいけない、などの条件はありませんが、オーストラリア留学中に生活に困らないだけの資金をもっている必要があります |
政府認定校である | 入学先の教育機関が政府認定校として認可がおりている必要があります。 |
入学許可書 | 学校への入学手続きを終え、学費を納金した後に学校かた発行される入学許可書(COE)が必要になります。入学許可書は学生ビザ申請者のみに発行され、観光ビザ(ETAS)やワーホリビザ申請者には発行されません。 |
健康状態 | 心身共に健康である必要があります。現在日本国籍の申請者は健康診断は免除されておりますが、オーストラリア政府からの提出通知があれば、日本のオーストラリア政府指定の病院で健康診断を受けなければいけません。 |
学生保険の加入 | OSHC(Oversea Students Health Cover)と呼ばれる、海外留学生保険に加入しなければなりません |
学生ビザの申請費用 | 550オーストラリアドル(約¥49,000) |
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ワーホリビザの申請条件や費用
オーストラリアに語学留学で渡航される方でワーホリビザを取得される方は、下記条件を満たして、渡航前にワーホリビザを取得する必要があります。
項目 | 条件 |
---|---|
年齢 | ビザ申請が受理された時点で、18歳以上30歳以下でなければなりません。 |
十分な資金がある | 残高証明を提出しなければいけない、などの条件はありませんが、帰国時に必要な航空券代+5,000$の預金がある必要があります。 |
渡航の目的 | オーストラリアで休暇を楽しむことが主目的であること |
ビザの取得歴 | オーストラリアのワーホリビザの取得が初めてであること |
健康状態 | 心身共に健康である必要があります。 |
ワーホリビザの申請費用 | 440オーストラリアドル(約¥39,000) |
関連記事:【2017年最新版】オーストラリアのワーホリビザ申請方法の完全マニュアル!
学生ビザとワーホリビザの労働条件は違うので注意
正規留学・語学留学でオーストラリアにいらっしゃる方のうち、ほとんどはオーストラリアで生活費や家賃などアルバイトをして生活費の足しにしよう!と思っている方がほとんどだと思います。
ここで注意しなければいけないポイントは、学生ビザとワーホリビザでは労働条件(法律)が違うということです。
条件 | |
---|---|
学生ビザ | 2週間で40時間までの就労が法律で許されています。学校が認めた休暇期間などは無制限の就労可能です。ただし、コース開始前の就労はできません。 |
ワーホリビザ | 就労時間の制限はありません。ただし、同雇用主のもとで6ヶ月以上の就労はできません。 |
関連記事:【ワーホリ貯金】オーストラリアのワーホリで3ヶ月100万円貯金できた話
ここまで決まれば、具体的な留学準備に入ります
留学のジャンル(正規留学か語学留学)、渡航するビザ種類が決まったので、次は渡航までに準備しなければならない項目をリストアップします。
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3. オーストラリアへ出発までのやることリスト
オーストラリアへの出発までにどのようなスケジュールで何を準備していけばいいのか? 下記にまとめましたので参考にしながら渡航準備してください!!
何ヶ月前 | 説明 | |
---|---|---|
学校の選定 | 6ヶ月前 | Googleで検索したり、エージェントに問い合わせしたりして、自分にあった学校を選ぶ |
学校の手続き | 4〜6ヶ月前 | 学校への手続きはエージェントに依頼しましょう。手数料無料のエージェントに依頼するのがいいでしょう。 |
学費の支払い | 4〜6ヶ月前 | エージェント、もしくは学校指定の方法で学費の支払いを済ませましょう |
ビザの申請 | 4〜6ヶ月前 | ワーホリ・ビザもしくば学生ビザの申請手続き(学生ビザの場合はエージェントに依頼しましょう) |
航空券の取得 | 3ヶ月前 | 学校の入学日より3日〜1週間前くらいには遅くてもオーストラリアに到着しておきましょう。 |
入居先の決定 | 2ヶ月前 | シェアハウスやホームステイなどのオーストラリアでの入居先を決定します。 |
携帯電話などの準備 | 2ヶ月前 | オーストラリアで使用するSIMフリーのスマホなどを準備します |
持ち物準備 | 1〜2ヶ月前 | オーストラリアに持っていく荷物の準備をします |
自分で何もかも準備するのは面倒くさい!という方は手数料無料エージェントに頼りましょう!時間も費用も節約できます。
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素敵な留学・ワーホリをオーストラリアでお過ごしください♪
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