オーストラリアワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ申請方法を完全解説!

今回はオーストラリアにワーキングホリデー(通称:ワーホリ)ビザで渡航する方にとって必須の【ワーホリビザ申請マニュアル2017年版】を徹底解説!
オーストラリアにワーキングホリデーで渡航予定の方は、本記事を見ながらイミアカウントの取得、そしてワーホリビザの申請手続きをすれば問題なしです。
※2017年4月現在の申請結果の画面と入力内容を下記にシェアしております。

留学でオーストラリアに行くことを決めていたり、ワーキングホリデーで日本に行きたいな!と思っている方は絶対セーブしておいてください!

オーストラリアワーキングホリデー(ワーホリ)について


そもそも、ワーキングホリデー(ワーホリ)って何なの?語学留学と何が違うの?と思う方もいられるでしょう。
ワーキングホリデー(ワーホリ)とは

ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。

外務省:ワーキング・ホリデー制度より抜粋
簡単に言うと、「休暇を楽しみながら、休暇に必要な資金を補うために働いてもいいよ!それに休暇を楽しむために必要であれば語学学校も最長17週まで通ってもいいよ!」といったところでしょうか。(オーストラリアの場合)
学生ビザは語学留学が目的で渡航されるので、休暇やお仕事についての規制があります。”休暇”というキーワードがどうやらワーキングホリデーのポイントです。

オーストラリアのワーキングホリデー(ワーホリ)ビザについて

ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ申請条件

  1. 申請する日、ビザの発給される日にオーストラリア国外にいること。
  2. 過去にワーキングホリデービザで同国へ入国した経験がないこと。
  3. 申請日に18歳から30歳(31歳の誕生日を迎えていないこと)であること。
  4. 扶養する子どもが同行しないこと。
  5. パスポートを持っていること。
  6. 十分な資金があること。(※残高証明などの提示は必要ありません)

ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの申請料金

オーストラリアドルで440ドル(約37,400円)です。(1オーストラリアドル=85円換算)2017年1月現在
オンライン申請時に支払う必要があります。支払い方法はクレジットカード払いになります。

ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの有効期限は?

オーストラリアのワーキングホリデー(ワーホリ)ビザは取得後(ビザがおりた日から)1年以内にオーストラリアに入国する必要があります。そしてオーストラリア入国日より1年間(12ヶ月)はワーキングホリデービザを保有できます。ワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在中は自由に出入国が可能です。
ただし、1度入国された後は、ほかの国に滞在していた期間も12か月に含まれるので気を付けてください。

ワーキングホリデービザ申請時に健康診断は必要?

申請者は健康であることが条件であり、eVISA1申請中に ”Download health form(s) (Required)” ”健康診断フォームのダウンロード”の表示が出た場合は健康診断を受ける必要があります。
そうなった場合は、指定された用紙をダウンロードし、印刷して病院で健康診断を受けてください。本人確認を求められる場合があるので、運転免許証、保険証、もしくはパスポートもお忘れなく。

健康診断についての注意事項

  • 大使館指定の病院で健康診断を受ける必要があります。
  • 健康診断費用は申請料には含まれておらず、病院によっても値段が変わります。

オーストラリアワーキングホリデービザ申請手順

ビザ申請時に準備するもの

  1. パスポート(有効期限が1年以上ある)
  2. クレジットカード
  3. パソコンのメールアドレス(携帯キャリアのメールアドレスではダメです)
  4. PC(パソコン)

厳密に言うと、携帯やスマホからでも申請できるのですがエラーや失敗例が多いのでワーホリビザ申請はPC(パソコン)から申請しましょう!

ワーキングホリデービザ申請の流れ

  1. ImmiAccount[イミアカウント]の取得
  2. ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの申請
  3. 完了メールが届く(1週間〜10日)

それでは、実際にイミアカウントを取得してワーキングホリデービザ申請していきます。個人で申請される方は順を追って一つ一つ確認されながら進めて頂ければ問題ございません。※心配の方はエージェンシーなどに相談して無料で申請代行してくれるエージェンシーもあるのでチェックしてみてください。[【厳選】オーストラリアの評判の良い留学・ワーホリエージェント10選]
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ImmiAccount[イミアカウント]の取得について

イミアカウント取得の手順(方法)

1.  イミアカウントを作成ページへ

イミアカウント作成ページをクリック:Australian Government ImmiAccount

2.情報入力

名前や電話番号、メールアドレスを入力する。

3.情報入力、パスワードの決定

情報入力、パスワード決定、チェックボックスにチェック、セキュリティーチェックを済ませてサブミット!
(注意)決定したパスワードは忘れないようにメモしておいてください。

4.イミアカウントの取得

アカウント取得に成功しました!登録のEメールアドレスにメールが届きます!(まだ完了でないので気を付けください)

5.メールアドレス確認

オーストラリア行政からメールアドレスの確認の為のメールが届くので、赤枠のURLをクリックして完了です。

メールアドレスの確認作業は28日以内にしなければいけません。ただ、確認メールは申請後すぐ30分以内には届きますので、URLをクリックしてイミアカウントの取得を完了させてください。
メールがとどかない場合は迷惑メールフォルダーの確認を忘れずに!
 
イミアカウントの取得が完了したので、それではワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの申請に移っていきましょう!

ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの申請方法について

イミアカウントの取得ができ、登録メールアドレスにメールが届き確認(URLをクリックする)すると、イミアカウントのTOPページが下記のようになります。2017年4月現在 最新版
黄色レクタングルの説明通りに進めていただくと問題なくご自身でオーストラリアのワーキングホリデービザの取得が可能です!(所要時間20分程度)
 

それではワーホリビザ申請スタート


▲New application をクリックして申請スタート

▲Work & Holiday をクリック

  • First Working Holiday Visa(417)オーストラリアのワーホリ初めて申請する人はこちら
  • Second Working Holiday Visa for applicants in Australia(417)
  • Second Working Holiday Visa for applicants outside Australia(417)
  • Work & Holiday – first or second visa (462)

本記事は初めてオーストラリアにワーキングホリデー(ワーホリ)ビザを申請する方法についてのマニュアルになります。

2nd ワーキングホリデービザ申請の方は

ワーキングホリデーのセカンドビザを申請される方は選択肢の2列目もしくは3列目を選択肢して申請進んでいただくことになります。セカンドワーキングホリデービザをオーストラリア国内から申請するのか、オーストラリア国外から申請するのか?によって2列目=オーストラリア国内から申請、3列目=オーストラリア国外から申請、というように入り口が変わるので用意注意です!

▲クリックして進む

▲クリックして進む

▲個人情報、パスポート情報、簡単な質問に答えます。ページ中盤で何も書き込まない項目が2箇所ありますので要注意!
注意点

  • Your Country of residence (現在の居住所)はJAPANにします。
  • スキップする2箇所(何も書き込まない項目2箇所)あります。


▲入力した情報が正しいかチェックしてNextをクリック

▲このページでは職業について記入していきます。3つの項目があり1番上は「あなたの職業」を記入します。
以下2項目は下記の様選択になるので選択してください。
例えば「Student」(学生)/ Office worker (会社員) / Accountant (会計士)/ kindergarten teacher (保育園(幼稚園)の先生) / ショップなど

▲選択した職業の産業別カテゴリーを選択します。

  • Agriculture,Forestry and Fishing (農業、林業、漁業)
  • Mining (鉱業)
  • Manufacturing (製造業)
  • Electricity, Gas and Water Supply (電気・ガス・水道)
  • Arts and Recreational Services (芸術・娯楽)
  • Construction (建設)
  • Wholesale Trade (卸売業)
  • Retail Trade (小売業)
  • Accomodation, Cafes and Restaurants (宿泊・飲食)
  • Transport and Services (運輸)
  • Communication Services (通信)
  • Finance and Insurance (金融・保険)
  • Property and Business Services (不動産)
  • Government Administration and Defence (政府機関)
  • Education (教育機関)
  • Health and Community Services (医療・公的サービス)
  • Cultural and Recreational Services (文化事業)
  • Personal and Other Services (自営業等)
  • Other Services (その他)

続いて最終学歴をプルダウンメニューから選択します。

▲最終学歴選択欄

  • Higher Degree Course (高等学位、大学院)
  • Degree Course (大学学位)
  • Diploma Course (ディプロマ、短大)
  • Technical or Training Certificate  (技術・研修資格、専門・専修学校)
  • College Degree (大学卒業)
  • Senior High School Degree or Certificate (高校卒業資格)
  • Junior High School Degree, Certificate or Report (中学卒業資格)
  • Other (その他)

選択後、Nextをクリックして次のページへ

▲このページでは日本の住所と電話番号を入力し、移民局とのやり取りに代理人を立てるかどうかを入力できます。個人で申請される方は【 No 】を選択します。※エージェンシーや代理人を立てる方は代理人に相談してください。
入力後【 Nest 】クリックで次ページへ

▲このページでは郵便物などを受け取れる住所を入力します。郵便先の住所が日本の現住所と異なる場合は、郵便物を受け取れる住所(実家や入居先の住所)を入力します。

  • Country : Japanを入力
  • Suburb/Town : 市町村を入力
  • State of Province : 都道府県
  • Postcord : 郵便番号

こちらの入力に関してはイミアカウント申請と同じように住所入力をします。

ここでよく申請ミスする箇所の説明

要注意事項

この部分ですが、ビザ申請に関してEメールでオーストラリア移民局とのやり取りをするのでEメールアドレスを間違いなく入力してください。その左下にチェックボックスがありますが、ここをチェックすると[Eメールでなくて郵便でやり取りをすることになる]ので、基本的にはEメールでのやり取りで問題ありませんので、こちらのチェックボックスはスキップしてください。
入力後【 Nest 】クリックで次ページへ

▲このページでは健康に関する質問に対して入力していきます。
本ページは基本的にはNoになるかもしれませんが、下記3点は注意して入力してください。

  1. オーストラリアで医者、歯医者、看護師、理学療法士として働く、または勉強、訓練をするか?
  2. オーストラリアでチャイルドケアセンター(保育園、委託所など)で仕事をする、または実習をするか?
  3. オーストラリアにいる間に、3ヶ月以上学校にいるか?(例:生徒、先生、公私、オブサーバーとして)

該当する箇所には【 Yes 】を入力してください。特に上記1,2の選択項目で【 Yes 】を選択された方は、ビザ申請手続きの途中で健康診断書の提出を求められる場合があります。
入力後【 Nest 】クリックで次ページへ

▲本ページは人格や”犯罪歴”を問うページになります。このページで【 Yes 】と答える項目がある方はいないかと思いますが、日本語訳を上記に記載しておりますので、しっかり確認後に間違いなく【 No 】を選択して下さい。
入力後【 Nest 】クリックで次ページへ

▲このページは今までに入力した情報が正確であるか、ことについての「宣誓(せんせい)」です。今まで入力した情報に嘘偽りがないかここでしっかり「せんせー!」してください。
答えは基本的には【 Yes 】になると思います。
入力後【 Nest 】クリックで次ページへ

一度今までの入力ページ&情報の確認

ここで一通り入力した情報&ページを一つ一つ確認して【 Next 】を押していきます。
内容に誤字脱字、質問内容に対して間違って【 Yes 】【 No 】入力していることもあるかもしれないので慎重に確認して下さい。

【Submit Now】でワーホリビザ申請!(あとはお支払い)

お支払いページでクレジットカードにてお支払い

  1. 費用:440$(オーストラリアドル)※2017年4月現在
  2. クレジットカードは本人名義のカードでなくても問題ありません。

クレジットカード情報は間違いが無いようにカード情報は慎重に確認しながら入力してください。
※支払い完了後レシート(Receipt)が確認できます。(イミアカウントにログインからも確認ができます)

ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ申請終了

ワーホリビザ申請後は?

オーストラリアのワーホリビザは申請後早くて数時間後、遅くても1週間程度で登録のメールアドレスにメールが入ります。「Visa Grant Notification・・・」というメールが入ります。
下記メールがオーストラリア移民局から受信できた瞬間にワーホリビザ取得です!

ワーホリビザ申請後の注意点

  1. 本メールに添付されているデータ【 IMMI Grant Notification 】があれば印刷して大事に保管してください。
  2. オーストラリアに渡航する際に印刷した書類を所持して下さい。
  3. 添付データが無い場合は上記メールを印刷してパスポートと一緒に保管してください。
  4. ワーホリビザ申請時期の目安は渡航予定の6ヶ月前

その他、オーストラリアのワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの取得後、ETAS(観光ビザや短期滞在者のための渡航許可)などを含む、オーストラリア入国に関する他のビザを取得すると自動的に失効してしまうので注意して下さい。
ワーホリビザの申請について不安がある方はエージェンシーに問い合わせて聞いてください![【厳選】オーストラリアの評判の良い留学・ワーホリエージェント10選]

最後に

ワーキングホリデー(通称:ワーホリ)でオーストラリアに渡航される方の第一歩がビザの取得です。上記で述べたワーホリビザ申請方法は2017年4月の最新版ですので、これから御自身で渡航準備される方は参考にしてください。
ワーキングホリデーは【 大人の夏休み 】です。遊ぶもよし、勉強もよし、働くもよし、ゴロゴロもよし、ご自身の納得いくようにオーストラリアという新たな英語ネイティブの国で「1年間生活していいよ!」とオーストラリア行政から許された貴重なビザです。

あなたがこれからオーストラリアで使うワーホリの1年が、あなたの残り50年の人生を左右するくらい刺激のある、楽しい意味のある期間になるように心から祈っております。
それでは素晴らしいワーキングホリデー生活をオーストラリアでお過ごしください!