そもそもワーキングホリデービザとは


留学を考えたことのある人なら必ずと言っていいほど耳にする「ワーキングホリデービザ」
簡単に言うと、「滞在資金を就労して稼いでもいいよ!」という特別なビザ。
観光・就学・就労が認められた自由度の高いビザです!
まあ海外に行ったら観光はするにしろ、学校に通えたりバイトができたりすることは多くのメリットがありますよね。
ただ限られた国でしか利用できないこと、青年(18〜30歳)や同じ国では一度しか使えないなど、いくつか制約はあるものの(その他必要な条件や申請方法・費用は割愛しますが)長期での留学を考える人にとっては大変ありがたいビザなのです。
しかし海外での生活は、住み慣れた日本よりも「実際の生活にどれくらいのお金がかかるのか」がわかりづらいところ。
そこで今回は!ワーホリでオーストラリアに約1年滞在した筆者が、ワーホリでの生活でのお金事情を紹介します!

オーストラリアでのワーホリ

オーストラリアワーホリのススメ


先ほども触れた通りワーホリが認められている国は限られていて、今現在20ヶ国くらいです。
「絶対にこの国のここに行きたい!」
という人は別ですが、とにかく長期で海外留学をしたいという人にはオーストラリアがオススメ!
なぜならワーホリでの人気が高いため、語学学校の質が高かったり移民が多く多彩な文化に触れたりすることができる上に、治安や生活水準が日本に近いのです!(季節は真逆ですが笑)
ワーホリだけでなく海外留学自体初めての方はまずはオーストラリアが理想的な留学先と言っても過言ではないはずです!
また、オーストラリアでのワーホリ期間が2年から3年間に延長されることが発表され、他の国よりもより長い期間滞在することができます。

オーストラリアでいくら使っていくら稼いだか

まずはいくら使ったか

オーストラリアでのワーホリの魅力をお伝えしたところで今回の本題です。
今回渡航にかかる費用は割愛し、実際にオーストラリアでの生活で使った費用を書いていきます。
(また筆者はほとんどシドニーのシェアハウスで生活していたため、一人暮らしや都市によって差が出ることは理解していただけると助かります。)

家賃 AUD680/月

まずは住むところです。これがないと生活ができませんね笑
オーストラリアでの家賃には光熱費や電気代は込みの場合がほとんど。
シドニーのシティ周辺のシェアハウスの家賃相場はだいたい1週間でAUD120〜200くらい。
筆者が住んでいたピアモントのシェアハウスが週AUD170なので、月にだいたい日本円で6万弱くらいですね!(支払い自体は2週間に一度AUD340でした)
これも物件によって違いますが、筆者が住んでいたところは基本的な家具は備え付けでありました!
また食器類や炊飯器、フライパンなどが揃っていたため、食材を買ってくれば自炊もできる状態でした。
そのため、自炊をする際はルームメイトと買いあったり、食材代を払って大目に作ったものをもらったりもしていました!笑
知り合いに聞いた話では、枕がなかったり食器が足りていなかったりということもあるみたいなのでその辺は内見の段階での確認が必要そうです。

ケータイ代 AUD45/月

いまとなっては絶対に必要なケータイ。
これがないと部屋探しはおろか学校とすら連絡が取れません。
現代人であれば真っ先に契約しに行くところではないでしょうか?
筆者が契約したのはボーダフォン(Vodafone)
日本ではソフトバンクに買収され見る機会が少なくなりましたが、オーストラリアでは安いキャリアとしていまだ健在です。
また、日本でも最近出てきましたが、オーストラリアではSIMだけの契約が結構主流なので、自身でSIMフリーのケータイを持っていればすぐに契約して使うことができます。
筆者が契約したのは月7GBでテザリング可能なタイプ。
今では10〜20GBなどの通信量での契約も多いですが、7GBあれば外でも連絡や通話自体は充分かなと思います。
シェアハウスではwi-fiが使えたので、部屋の中ではPCを使ったり動画を観たり、比較的日本で使うのと変わらない程度で使用できていました。

食費 人それぞれ

ここはなかなか難しい部分ではありますが、筆者は日で三食きちんと食べていました。
自炊することもしばしばありましたが、基本的には外食が多いく、そこまで高い場所にはいきませんが、パブや日本食料理屋によく行きます。
シティのパブではAUD10ご飯なども多く(これがまた美味い!)安くご飯を食べていました!
日にもよりますが20〜30AUD/日くらいだと思います。
しかし筆者はお酒がほとんど飲めないので、オーストラリアでのお酒が飲みたい人や晩酌が欠かせない人はもう少しかかるかと思いますが…。

いくら稼いだか

ここまで使ったお金は生活費なので、ここにプラスして観光費や娯楽費、語学学校も通うとなるとかなりのお金を使います。(節約できる人ならもっと使わなくて済むかもです)
しかしここからがオーストラリアでのワーホリの醍醐味!
どれくらい稼いだかを紹介します!

最低時給 AUD17〜18

はい、オーストラリアはめちゃくちゃ賃金が高いです!
筆者が働いていた場所だけではなく、一般的な日本人が働けるような職種でもこれくらいの最低賃金みたいです!
またワーホリではカジュアル(雇用期間、就労時間などの縛りがなく、有給や病欠がない)という雇用形態のためさらに25%の上乗せした給与を受け取れます。
(しかしこの上乗せ分は場所や職種、年齢によって少しずつ変わってくる部分なので平均的な数字でAUD17〜18と書いておきます。)
またワーホリでは同一事業主の元では半年しか働けませんが、日本と比べたらアルバイトでもかなり稼げるのではないでしょうか?
概算にはなりますが、AUD17と仮定し日で6時間働いて週で5日働いたとすると
17×6×5=AUD510
くらいはもらえていた計算になります。
またオーストラリアでは2週間毎の支払いが主流なので、だいたい半月でAUD1020くらいは稼ぐことができます。
重ねてですが、これは筆者が実際に働いていた当時ですので場所や職種、勤務時間によって変わってくる数字です。

まとめ

ということで実際に筆者は、
半月に平均AUD1020を稼ぎ、
半月分の家賃(AUD340)やケータイ分を引いてもAUD500〜600ほどは手元に残っていました。(喫煙者なので娯楽費としてタバコもAUD200ほど差し引かれます笑)
人によっては充分観光や食事も楽しむことができるのではないでしょうか?
今回割愛した、ケータイやおうちとの契約方法もおいおい説明していきたいと思います!
ということでオーストラリアで使ったお金と稼いだお金の話でした!