オーストラリアの物価って日本と比べると高い
オーストラリアに住んで3年が経ちました。その中でほとんどの期間をシドニーで過ごしてます。最近、過去3年を振り返りました。確かに色んなことがありました。OZアクセントに苦労した日々も、ローカルオフィスで働いた事も、セカンドVISAを取りにファームに行ったことも、残金が底を尽きかけたことも。
「てか、何でお金無くなりかけたんやったっけ?」
オーストラリアの物価って高すぎやろ!!!!という事を真面目に語りたいと思います。
シドニー空港到着後の第一声は多分「高っ!!」
2014年の5月でした。ササッとワーホリビザを取得して成行きでシドニーに到着しました。
私が初めて香港からシドニーの空港に降り立った時の衝撃を今でも忘れません。
「高っ!コーラ高あああ!!4.8ドル 」多分、声が漏れてたと思います。
日本では考えられないコーラの値段から読み解く
日本では500ml のペットボトルが150円くらいでしょうか?オーストラリアでは3倍ということですね。オーストラリアの物価は高いです。別にこの記事を書いて日本からの観光客、留学生を減らしたいわけではありません。
でも、オーストラリアの物価の高さには正直びっくりしました。シドニーに到着して、空港で飲みモノ購入した時の衝撃を今でも鮮明に残っています。
色々、日本より高いものも安いものもありますが、基本的に満遍なく生活雑貨や食品などを紹介できればと思います。
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①食品や飲料品など
(1)飲み物の物価
ソフトドリンクをコンビニやスーパーで買うだけで4$〜5$かかります。日本円に換算すると350円〜500円かかります。
(2)カフェでコーヒー1杯はいくら?
カプチーノのレギュラーサイズで5,8$〜6,5$はします。500円〜600円くらいです。コーヒーは日本と同じくらいでしょうか?
(3)食事の価格
(4)和食・日本食・定食屋さんの価格
日本食のレストランで定食をランチで食べると、20$〜25$くらいが1つの定食の値段です。日本のオフィス街で、ランチ600円で結構いいクオリティーの定食が食べれましたが、そのような金額だとここシドニーだと飲み物くらいしか買えません。恐るべし、オーストラリアの物価の高さですね!
シドニーのオフィス街のショッピングモールにフードコートがあり、そこでは6,5$〜8$くらいでお弁当的なもの買えますが、基本的にランチでお店に入って頼むと20$〜くらいのイメージですね。
(5)ハンバーガーセット 15,2$
ボリューミーなバーガーとフライズのセット。これで1,400円。
(5)ラーメン 1杯 15.8$
ラーメン1杯食べるだけで、15$かかってしまうオーストラリアの物価の高さ。日本だと700円くらいじゃないでしょうか?2倍の値段ですね。
(6)たこ焼き 8個 12$ (関西人よ!死活問題。これわアカンで。)
私は大阪出身で大のたこ焼き好きで、マクドナルドよりも、ケンタッキーよりもたこ焼きを好む私なので、シドニーでも週1くらいで急に来るたこ焼き衝動と戦いながらちょくちょくは購入しますが、8個で12$(8個1,100円…..)。たこ焼きが8個で1,100円で売れるということを知って以来、シドニーでたこ焼き屋をオープンしたい気持ちでいっぱいです。
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②オーストラリアのタバコの価格は?
普通の20本入りの1箱は18$〜25$くらい。※銘柄によりますが。だいたい、1箱=2,000円〜2,500円!!!
日本で1日に1箱喫煙される方だと、月に6万円〜8万円かかります。これでも吸い続けようとでもすれば、既婚の方は家庭緊急会議ですね。喫煙者は、禁煙をする絶好のチャンスなんですが、、、、結局オーストラリアの物価に慣れてしまうと、結局やめられませんね。
自分で巻くタイプのタバコで1箱23$。同じくらいの金額で、箱で購入するよりも多くの本数を自分で巻けるので、こちらにシフトされる方も多いです。タバコとしては美味しく無いのであまりオススメではないですが。
でも、”見た目”を気にして、巻きたばこをなかなか吸えない方もいらっしゃいます。「お金無いのでこっち吸ってます」っていうサインになってしまうからですね。(笑)
突然ですが、オーストラリアのタバコ40$へなることが決まりました!
25$くらいだったタバコ一箱が40$へ(1箱3,500円?)冷静にやめましょう。※2016年6月現在 (参照記事:BUSINESS INSIDER AUSTRALIA)
③オーストラリアの家賃はどうなの?
オーストラリアの物価は高い!ということが大体わかりましたが、では家賃はどうなのでしょうか?
3LDKをシドニーのシティー内に借りると、3LDKで4,000$/月かかっています。2,000$を隔週で払い、 それに大体1,000$くらいが3ヶ月毎に電気代とガス代が請求きます。私がシドニーで賃貸している部屋はこちらです。
(1)台所の様子
(2)廊下の様子
(3)リビングルームの様子
(4)自分の寝室
引っ越したてで家具が何もありませんが、BBQスペースやサウナ、ジムもあって設備は申し分の無い完璧なマンションです!バックヤード(庭)も広くて、20人くらいでBBQできるくらいのスーペスです!
オーストラリアで家を不動産から借りようと思うととてつもない費用がかかります。なのでワーホリの方や留学生はシェアハウスなどのフラットをシェアする形で住んでいるというのが現実です。オーストラリアでは物価が高いので家賃は抑えて貯金に費用を回すほうがいくらか利口です。
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④オーストラリアのスーパーでの食材やグッズの価格
(1)トマト6つで5$
(2)卵10個 で5$(480円)
これが日本なら、完全に主婦を困らせる金額ですね。お弁当に入る卵焼きの数が2個から1個に減るでしょう。
(3)スナック系は2つで5$とかがセール
⑤オーストラリアで買える日本商品の価格
日本の商品は高い!!Made-in-Japanというブランドがここシドニーでも台湾人,中国人、オージー(オーストラリア人)幅広い層に絶大な人気を誇ってます。もちろん日本から輸入してるというところで価格は高くなっていますが、日本の小売価格から数倍のものから数十倍のものまであります。
(1)キットカットが2,000円
(2)白い恋人
特に中国/台湾人に大人気な「白い恋人」もなかなかの値段たたき出しています。
(3)あの、ポテロングが・・・
1ポテロング=500円!!!
凄い世界ですね。昔ポテロングをあんまり美味しく無いとか言ってしまったことを反省します。ポテロングもひとたび日本を出ると、ここまで成長していました。オーストラリアの物価の高さにあやかって、ポテロングがここまで価値を高めているなんて・・・人もオーストラリアに来たら価値を上げられればいいのですが・・・
(4)おおお!「じゃがりこ」も負けてない
じゃがりこ=4.80$(450円)歯ごたえあるスナック系がなかなかいい値段出してきていますね。
(5)東京バナナ 16ドル
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⑥オーストラリアの物価高いのに、みんな生活できるん?
(1)オーストラリアの平均年収は高い
2012-3年のオーストラリアの平均年収の推移は86K~98K(年収98Kは9万8000ドル)であり、日本円に換算するとAUドル90円換算で平均年収780-880万円、
(2)オーストラリアの平均年収は日本の2倍
平成9年の467万円から下降し、平成25年で414万円。
(3)年収2000万円でも苦しい生活?
「年収15万ドル(1400万円)は裕福ではない」というオーストラリア政治家の発言が2012年にあったんですが、現在のオーストラリアの政治家は、「シドニー西部では年収25万ドル(2300万円)で苦しい生活をしている人たちもいる」とも発言しています。
オーストラリア勤労国民の平均年収は7万ドルを少し下回っています。この現状に対して与党労働党は、「毎日の生活のストレスと緊張にうちひしがれている現代国民家族をサポートする」と発言しています。
「毎日の生活のストレス?日本人みてもうちょっと働けや」(率直な感想)
今では東南アジアの新興国の労働人口は急激に増えているし、給与もびっくりするスピードで年々増加しています。日本は年々下がっていっているのに・・・・
⑦シドニーのホームレスは年収400万円?
最後に、驚きの事実なんですが、オーストラリアのシドニー中心地で、ある路上生活者が年間5万ドル(約420万円)の収入を得ていると話題になっているという記事が出ていました。
ケン・ジョンソン(52)はシドニー中心街のジョージストリートとマーケットストリートの間にあるマイヤーデパートの前で行き来する道行く人らに手を差し出している。毎日16時間も路上に座り、物乞い行為をする。 運が良い日は1日に400ドル(3万2千円)、通常時は75ドル~150ドル(1万2千円)を儲ける。 1日の休み時間は3時間程度。1990年から野宿生活を始めて、野宿経歴だけ10年余りになるという。
※写真はイメージ
ジョンソンは「仕事を終えて幸せな気持ちで家へ帰る夕方により高いお金をもらえる」として「金曜日、1日中座って、手を差し出したにもかかわらず250ドル(約2万円)以下の収入の時は大いに失望することになる」と現状を説明した。
オーストラリアのホームレスは日本のサラリーマンの平均年収を越えていた
最後に
オーストラリアの物価が高いことはみなさん理解して頂いたかと思いますが、給与が高いので物価も上がっているということでした!
オーストラリアに旅行、ワーキングホリデー、留学でいらっしゃる方が身近にいらっしゃれば、この情報がお役に立てば幸いでございます。オーストラリアの物価は高いけど、それは収入も高いからです。
そんなオーストラリアの物価のお話でした。
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